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【ライブ終了】2/22 秋田ゴマシオキッチン



2015.2.22

「平井正也と斎藤キャメルと染谷拓郎の淋しい歌合戦」
ゴマシオキッチン


1.朝の光
2.8月
3.今となっては
4.また明日
5.ソング・サイクル
6.ポートフォリオ
7.ダンスについて


雨どいをつたって溶けた雪が地面に落ちる。
トトトト、トトトト、演奏中ずっとその音が聞こえる。


生音での演奏。
空は息が詰まるような灰色をしている。


静かな曲を前半に集中させる。
無理に温度を上げる曲だけが音楽ではない。
いつもはそんな偉そうなことを思っていても、40人の視線が集まり、頬が熱くなるのが分かる。


演奏している自分を少し上から見下ろしている感覚がする。
あぁ、これはよくないぞ、この感覚が続くとすぐライブが終わってしまう。
MCで言わなくてもいいことを言ってしまう。


「また明日」をやったあたりから少しずつ気持ちが乗ってくる。
腹がくーっと据わってくる、指先に温度が戻る。そうだそうだ、その調子。


ありがとうございました、次が最後の曲です。
トトトト、トトトト、演奏中ずっとその音が聞こえる。


・・・


土曜日から秋田に向かった。
途中山形の雪深さを見て、これは大変なところに来てしまったと思う。
視線に山と雪と木々しか見えない。東京から少し移動しただけでこんな景色になる。
最近ずいぶん視野が狭くなっていたんだなと実感。広げるも縮めるも自由。


秋田市には雪がほとんどなく、寒さも東京とそれほど変わりない。
昼過ぎ、晴れ。割にきれいなホテルにチェックイン。


まずは腹ごしらえに中央市場の回転ずし。
なるべく近くで獲れたであろうネタを中心に頼むあたりがいやらしい。うまい。


やっと行けた08coffee。
何度か通販を利用していて、一度来てみたかった。
大きな通り沿いにある図書館の裏手。
ひっそりとした場所だが、でも痩せてない感じ。


その後、繁華街に戻り雑居ビルのギャラリーや雑貨やさんなどを見て飲み屋へ。
きりたんぽ、いぶりがっこなど。


2軒目に「あに」というバーへ。
入った瞬間ディランが流れていて安心。音楽の話をたくさんした。


音楽を聞かなくなって(というかうまく興味を持てなくなって)久しかったが、
少しくぐもった音でディランを聞いていて包まれるような心地がする。


僕は音楽そのものが好きなのではなく、それがなんであれ、気持ちを静かにしてくれたり、チャーミングなものが好きなんだ。
だから、それが本でもコーヒーでもいい。味噌でも醤油でも、じゃんけんでも構わない。静かで、チャーミングなもの。
そんなことをぼんやりと考えながら、でも確信した。


2日目。


奥羽本線で大曲へ。
ハイコーフェスの皆さんが迎えてくれる。嬉しい。
全然久しぶりに会った気がしない感じもまた不思議。
一回しか会ってないし、ほとんどしゃべったことすらなかったのに。


斎藤キャメルさんと合流し、横手焼きそば。うまい。
横並びにお店や工房が続くスペースもあった。もっとここにいたかったな。


平井さんも合流し、ゴマシオキッチンへ。
すぐに搬出、リハーサル。今回はコーヒーが飲めなかった。残念。次だ。


次々にお客さんが入る。そしてゴマシオ進藤さんから開会のあいさつ。


いよいよ演奏が始まる。トトトト、トトトト。


・・・


悔しいと思えたということは、次があるということ。
何も感じないのであれば、もうすっきりやめてしまえるということ。


「あなたはもっと小さな人間だったのよ、器じゃなかったの。
でもそれがなんだっていうの?」


そう歌う斎藤キャメルさんの意図が、初めて本当に理解できたような気がした。


2年前まで、秋田はただのイメージの地だった。
でも今秋田と聞くと、この人がいてあの人いて、こんな場所があって、と思い浮かぶ。
それが何よりうれしい。こんな幸運なことはなかなかない。


素晴らしい機会を頂けたこと、一緒に時間を過ごした方に感謝します。
本当にありがとうございました。呼ばれなくてもまた行きます。


染谷
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